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テレビ中継局の停電対応

2019年10月16日

放送・通信エンジニアリング事業部の竹之内です。

台風19号により被災された皆様、ならびにそのご家族や関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

先月にも発生した台風の影響で、千葉県は大きなダメージを受けました。
千葉県内にあるテレビ中継局も例外ではありません。
今回は中継局の停電対応についてレポートを記録したいと思います。

私が対応した中継局は鴨川市にあります。
高速道路を出たとたんに台風の脅威を目の当たりにします。

強風により倒木し、その影響により給電線が断線、ひどい場所は電柱が完全に折れているところもありました。
もちろん電気は止まっています。信号も動いておらず発電機をつないで何とか動かしている状態でした。
お店もほとんどが営業できず、営業していても食べ物がほぼない状態で営業しているところが多かったです。
山もよく見るとほとんどの木が折れていました。

道路を進むと路上駐車している車を多く見かけました。
電気が供給されない自宅よりバッテリーのある車の方が過ごしやすいのです。
仕方のないことかもしれませんがあくまでも路上駐車なので接触事故もあり得ます。

現場に到着するとまず前の班との引継ぎを行い、発電機の給油作業からスタートします。
現場は研修センターの隣にあります。
給油が終わった後は発電機の運転状況を見ながら数時間後に給油作業、これを繰り返します。
給油時間以外は車のカーナビを使用しテレビの画像確認を行います。
この作業を朝9時~夜21時まで2日間行いました。

2日目のことです。
研修センターの入り口横におにぎりを4つ乗せたお皿が置いてありました。



「お疲れ様です。よかったら食べてください。」とメモを添えて。
どなたからだと戸惑っていた矢先に置いて行かれたと思われる本人に遭遇。

事情を伺うと研修センターの方で、夜通し頑張っているようだからお裾分けとのこと。
食べ物が手に入りづらい現状で本当にいただいてもいいのか聞くと、「お互い様だからね。新米だからおいしいよ。」と一言。
本当においしかったです。

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